興信所はどこまで調べる?興信所が調査できること
- 2018/10/5
- 興信所とは
興信所はどこまで調べる?興信所が調査できること
みなさんは探して欲しい人がいる、結婚相手のことを調べて欲しい、配偶者の浮気について調べたい・・などと思ったことはありませんか?
こういった時に頼りになるのが興信所ですが、興信所ってどこまで調べられるのか分からない方も多いかと思います。
そこで、ここでは興信所で調査できることはどんなことなのか具体的にご紹介するとともに、興信所の選び方のポイントなどもお教えします。
合法な範囲でしか調査できない
まず、興信所はどこまで調査できるかと言うと、まともな興信所であれば適法の範囲でしか調査することはありません。
2007年に探偵業法が施行されて以来、興信所の調査にはやってはいけないことといいことが明確に別れており、必ずこれを守らなければいけません。
もし、この法律に違反するような調査をする興信所があれば、依頼するのはやめておいた方がよさそうです。
こういった興信所に依頼してしまうと、後になって依頼した側が違法行為を問われる可能性があるからです。
そうならないためにも、興信所が都道府県に対し探偵業の届け出を行っているかどうか確認しましょう。
探偵業を行うには届け出がないとできないことになっており、これを怠ると調査内容や手段に関わらず全て違法行為とみなされます。
合法的な調査行為とは
では、探偵業法で認められている合法な行為はどこまでかと言うと、尾行、張り込み、聞き込みの3つとされています。
これ以外、たとえば隠しカメラを設置したり、盗聴器を置いたりなどは全て違法行為です。
ここでは合法的な調査行為について詳しく内容をご説明します。
・尾行調査
尾行調査は車や徒歩で対象者を尾行するもので、一般的に探偵と聞くとこの尾行のイメージがあるかと思います。
基本的に尾行調査は複数の探偵によって行われますが、これは1人だと対象者に警戒されてしまった場合に対応ができなくなるからです。
複数で尾行することで調査員を交代できるため、警戒される可能性を低くできます。
・張り込み調査
対象者がお店や自宅などに入ってしまった場合に、周辺で張り込むものです。
張り込みの時間は短時間で終わるものもあれば、10時間以上にわたるものもあります。
そのため、体力や精神力はもちろんのこと想像以上の忍耐力も必要となります。
興信所の調査で確実に証拠集めを行う場合はこの張り込み調査が必要不可欠です。
・聞き込み調査
対象者の周辺の人に対し聞き込み調査を行うものですが、情報を得るには信頼関係や信用が大切になるため、何度も通ったり手土産を持って行ったり・・など、探偵はさまざまな工夫を凝らして情報を聞き出します。
当然ですが、相手に対しマナーを守り礼儀正しく話すことも大切です。
興信所でどこまで調査できるのか
興信所に調査を依頼するとどこまで調査をしてもらえるのかと言うと、次のような調査を行うことができます。
・浮気調査
興信所と言うと浮気調査を思い浮かべる方も多いでしょう。
浮気調査によって浮気の証拠や浮気相手の素性などを知ることができます。
・結婚前調査
興信所は結婚前の調査を行うことができます。
これは結婚相手のことを結婚前に調べる調査のことで、具体的に言うと、会社や近所での評判や婚姻歴の有無、異性関係などです。
また、学歴や借金の有無なども調査することが可能です。
・人探し
人探しを行う場合、警察に捜索願を提出しても事件性が低いとなれば捜査してもらうことはできません。
なので、どうしても人探しをしたい場合は興信所に依頼して探してもらう方がいいでしょう。
興信所なら依頼者が提出したさまざまな資料や手がかり、情報を元に張り込みや聞き込みなどを行い、人探しをしてくれます。
信頼できる興信所の選び方
興信所がどこまで調査できるか分かったところで、信頼できる興信所の選び方のポイントをお教えします。
おおまかに次の4つのポイントが挙げられます。
- 契約内容が明確か
- しつこい勧誘がないか
- 調査機材はしっかりしているか
- 適正な料金か
根拠がないまま興信所を選んでしまうと悪徳業者だったりする場合があるので、この4つのポイントをしっかりと押さえていただき信頼できる興信所を選んでください。
まとめ
興信所がどこまで調査できるか、詳しい調査内容や興信所の選び方のポイントなどをまとめてみました。
興信所に依頼すればさまざまなことを調べてもらうことができますが、あくまでも合法な調査に限っています。
また、興信所でも調べられないことはあるため、前もって依頼したい調査についてしっかりと伝えることが必要です。
大事なことはすぐにここと決めてしまわず、複数の興信所を比較し検討することです。
それぞれの興信所によって調査内容や対応の仕方、料金や調査実績などにかなりの差があるからです。
調査を依頼するにはしっかりと検討した上で信頼できる興信所を選ぶようにしましょう。
もし、今後興信所に依頼することがあれば、ここでご紹介したことを思い出していただければと思います。