結婚調査でどこまでわかる?結婚調査で違法になる内容とは?
- 2019/2/4
- 興信所とは
結婚調査でどこまでわかる?結婚調査で違法になる内容とは?
「彼氏と婚約の話が進んでいるけれど、どうやら既婚者っぽい」
「息子が連れてきた婚約者、なんだか信用できない」
「娘の彼氏が結婚にふさわしいか知りたい」
そういった理由で結婚調査を検討している方は多いと思います。
結婚してしまった後に、知らなかった事実が発覚しても、すぐに離婚できるものではありません。
不審な点がある場合は、結婚調査を依頼するのも一案でしょう。
ですが、結婚調査では、調べることを禁じられている項目もあります。
今回は、結婚調査でどこまで分かるのか、結婚調査で調査可能な範囲について説明します。
結婚調査を依頼すべきか否か、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
結婚調査とは?費用はいくらかかる?
結婚調査とは、結婚する前にお相手の素性を調べる調査のことで、基本的には興信所、または探偵事務所に依頼して行うものです。結婚調査によって分かることは多く、様々な情報が知りたい場合は、だいたい20万円~30万円の費用がかかります。
結婚調査といっても、全てを調べる必要はなく、あるひとつの情報だけ確認したい、(例えばお相手の学歴だけ確認してほしい)という場合は、だいたいですが、5万円前後の費用になると考えておくとよいでしょう。
結婚調査でどこまで分かる?分かること5つ
では次に、結婚調査でどこまで分かるのか、についてみていきましょう。
①婚姻歴
相手が本当に独身か、ということが分かることに加え、離婚歴が無いか、などについても調べることができます。
「婚約しているのだから独身者に違いない」と思っている場合でも、まれなケースですが、相手が既婚者である場合があります。
②学歴・職歴
相手がどういった高校を出て、どういった大学に進学し、どういった会社に就職したのか、また、転職を繰り返していないか、などについても知ることができます。
学歴などについては比較的簡単に調査ができるため、相手の学歴を重視する、という方は早めの段階で調査を依頼してもよいでしょう。
③人柄・評判
興信所や探偵事務所に依頼すると、相手がどういった人柄であるかを、周囲の人にヒアリングすることで調査してくれます。
あなたに対しては誠実に対応していても、実は仕事場ではやる気がない、友達からは評判が悪い、といった隠された一面を知ることができるかもしれません。
④異性関係
結婚となれば、やはり気になるのは相手の異性関係でしょう。
調査によっては、歴代の彼氏・彼女や、同棲の有無なども明らかになることがあります。結婚してしまってから、「実は浮気症だった」ということにならないためにも、確認しておくべき項目のひとつでしょう。
⑤借金の有無
結婚するまで「借金がある」「ローンが残っている」ことを隠している人は案外たくさんいます。
結婚調査を依頼しておけば、車のローンや学資ローンがあるか、借金はあるか、などについて調査が可能です。
結婚調査でどこまで分かる?分からないこと2つ
これまで、結婚調査で分かることについて解説してきましたが、逆に分からないこと・調べることが禁止されていることも存在します。
①差別につながる調査
「○○の部落出身である」のように、差別につながる恐れのある調査は法律で禁止されているため、知ることはできません。
②犯罪歴の調査
同様に、犯罪歴についても調査することはできません。
また、結婚調査にあたっては、盗聴器の取り付けなどは禁止されています。
それゆえ、「証拠の音声が欲しい」と思っても入手できないことが多いと認識しておきましょう。
最後に
結婚調査を依頼すると、学歴や職歴、評判まで多様な事実を知ることができ、大変便利です。
結婚という一大事の前に、調査を依頼したいという気持ちは分かります。ただし、リスクがあることも認識しておく必要があるでしょう。
もちろん探偵などに依頼した場合、その道のプロなわけですから、バレないように細心の注意を払いますが、調査をしているということがバレるリスクはゼロではありません。
また探偵からバレなくても、探偵との間に交わした契約書などから、相手に結婚調査をしている、とバレる可能性はゼロではありません。
信頼している婚約者に、こそこそと調査を依頼されていると知ったら、どういう気持ちになるでしょうか。結婚調査を依頼することで、愛と信頼を失うリスクもある、と認識しておきましょう。
リスクを踏まえたうえで、どうしても知りたいことがある、という場合は、信頼できる興信所・探偵事務所を見つけ出し、結婚調査を依頼しましょう。