車や家の盗聴器発見の料金とは?特殊な盗聴器の調査料金を紹介
- 2019/8/20
- 盗聴器の調査
車や家の盗聴器発見の料金とは?特殊な盗聴器の調査料金を紹介
盗聴器が身近に仕掛けられている可能性に気付いたら、すぐにでも発見・撤去してもらいたいとお考えになるかと思います。
しかし盗聴器発見の調査を探偵事務所に依頼したとき、どれぐらいの料金がかかるか想像ががつかず、依頼を躊躇されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、どのくらいの金額でどんな盗聴器が発見できるのか、盗聴器の種類別に発見調査の料金相場をご紹介します。
お悩み解決のため、ご参考いただけますと幸いです。
アナログ盗聴器発見の料金相場
- 発見料金約2万円~5万円
一般的な無線盗聴器のことを、アナログ盗聴器と呼びます。
タクシーや警察の無線で使用される方式で、アナログ電波を用いて拾った音声を受信機に飛ばし、それを盗聴するものです。
この形式の盗聴器はこのあと紹介するものと比較して非常に単純な仕組みです。電気街、インターネットなどで安価に購入でき、かつ発見も容易です。
アナログ盗聴器を発見するための調査プランは、ほとんどの探偵事務所でベーシックプラン(もっとも安いプラン)となります。
この場合に使用する発見機材はアナログ盗聴器向きのものを使用している場合が多く、他の盗聴器には対応していないことがあります。
スクランブル盗聴器発見の料金相場
- 発見料金約3万円~6.5万円
スクランブル式の盗聴器、と呼ばれる種類の盗聴器があります。
電波を飛ばす仕組みそのものはアナログ盗聴器と同じですが、使用する電波の周波数を1秒間で何回も切り替えてしまうものです。
そのため、盗聴した音声をどの周波数で受信機に飛ばしているかが把握しづらく、発見が難しくなります。
スクランブル盗聴器の発見に対応する機材は、特殊な仕様のため高価になります。
それに伴い、発見調査の料金相場は値上がりするのです。
リモコン式盗聴器発見の料金相場
- 発見料金約3万円~6.5万円
次にご紹介するのは、リモコン式盗聴器の発見料金相場です。
リモコン式盗聴器は、盗聴をする必要がないときに遠隔で電源OFFにすることが可能なものです。
電源がOFFのときには電波が出ていないので、発見が困難です。
こちらは専用の機材を使用し、強制的に盗聴器の電源をONにした上でその電波を拾います。
こちらもスクランブル式盗聴器と同様、調査に使用する機材が特殊なもののため、発見調査の費用が割高になります。
デジタル盗聴器を発見したい
- 発見料金約8万円~16万円
ここまでご紹介した盗聴器は、すべてアナログの電波を使用したものでした。
デジタル盗聴器に使用されるのは、アナログの電波と違い、一度音声をデータ化し電波に乗せたものです。
暗号化されている電波のため、探知が非常に困難なタイプです。
最近では、この見つけにくいデジタルタイプの盗聴器が主流になってきています。
こちらを発見するためには、基本的にスペクトラムアナライザーという計測器が必要となります。
それに加えて専門知識や経験豊かな調査員が必要になるため、他の盗聴器より発見費用がかなり高額になることが多いです。
自動車に仕掛けられた盗聴器を発見したい
- 発見料金約5万円~10万円
さて、最後に少し違う盗聴器発見調査についてご説明します。
一般的な家屋、オフィスなどに設置される盗聴器よりも、狭い面積を探すことになる、自動車の調査です。
もう少し安くても良いのでは、と思われるのですが、自動車は車種により盗聴器を設置可能な隙間が違います。
また、盗聴器発見の際に使用されることのある、金属探知機がほとんど使い物になりません。
自動車についての知識が必要であることと、平素と異なる機材を使用するために、調査面積に対して調査料金が高くなっているのです。
盗聴器発見を依頼する時に注意する事
もっとも単純なアナログ式の盗聴器でも、探偵事務所が所持している機材で調べられない周波数が使用されていると、見つけることができません。
また、その他にご紹介した特殊な盗聴器については、探偵事務所により対応可能な種類が異なります。
盗聴が疑われる場合、その点も加味して業者を選択する必要があるでしょう。
調査費用が安価すぎる場合は、見つけることが出来る盗聴器に限りがあることが大半です。
それに加えて、相場と比べ安すぎる料金にも関わらず特殊な盗聴器を発見するための機材を持っている、と宣伝している探偵事務所にも注意した方が良いでしょう。
機材の実物を確認して、それを調査に使用するという確証が取れるまでは、むやみに契約しないことをおすすめします。
また、調査する部屋の広さによって料金が変わる探偵事務所も多いため、ぜひ事前にしっかりと説明を受けておくようにしてください。