浮気の証拠を有効活用!探偵が撮影した浮気の証拠の上手な使い方
- 2019/9/5
- 浮気調査の極意
浮気の証拠を有効活用!探偵が撮影した浮気の証拠の上手な使い方
浮気の証拠、というとどういったものを思い浮かべるでしょうか?
LINEでの親密な会話のスクリーンショット? ツーショットの写真? プレゼントを購入したレシート? 個人で浮気の証拠を集めようとすると、そういったものに終始することが多いでしょう。
ですが、探偵に依頼すると、もっと強力な証拠を入手できる可能性が高まります。
強力な証拠というのは、たとえばラブホテルへの出入り写真や、浮気相手の自宅への出入り写真などの、肉体関係があるという証拠になるものです。
こういった証拠は、法廷でも通用し、慰謝料請求に役立ちますが、そのほかの用途で使うこともできます。
今回は、探偵が入手した証拠の使い方についてご紹介していきます。
探偵に浮気調査の依頼を検討している方は本記事をぜひ参考にしてみてください。
探偵が入手した浮気の証拠の使い方とは?
今回は、探偵が入手した浮気の証拠の使い方を4つご紹介していきます。
1. 離婚調停、裁判を有利に進めるための証拠として使う
探偵は浮気の証拠を集めるとき、その証拠が法廷で使えるものであるか、を重視します。
離婚の調停や裁判を有利に進めるためには、浮気していた、という証拠がとても大切になります。
法廷で争われるのは、肉体関係があったか、の一点です。キス写真などでは、キスはしたけれど肉体関係はない、と言い切られてしまう可能性があります。
離婚調停や裁判では、ラブホテルやどちらかの自宅に一定時間2人で入っていた、と証明できるような写真が強い力を持ちます。
探偵は、そのような証拠を収集するプロなのです。
2. 浮気の慰謝料を、配偶者に請求するための根拠にする
浮気の慰謝料を請求するときにも、証拠は役立ちます。浮気の慰謝料の相場は50万~300万円だと言われており、離婚していなくても請求可能です。
浮気が発覚しただけで、離婚にはいたらず、浮気期間が短かった場合は、相場のうちでも安い慰謝料になりますし、不倫の内容が悪質で長期間続いていた場合には、高い慰謝料になります。
ただ、これはあくまで相場などで、もっと高額になるケースも稀にあります。
3. 浮気の慰謝料を、浮気相手に請求するための根拠にする
配偶者ではなく、浮気相手に慰謝料を請求したい、と思う人もいるでしょう。
そういった場合にも探偵が入手した浮気の証拠は役立てることができます。浮気相手には家庭を壊された、という強い怒りを感じることもあるでしょう。
できるだけたくさん慰謝料をとってやりたい、と考える人もいらっしゃると思います。
浮気相手が浮気の事実を否定していて証拠もない場合は、残念ながら請求しても慰謝料を支払う判断になることはほとんどありえませんが、証拠さえあれば請求可能です。
浮気の慰謝料は前述したように50万~300万円です。
ですが、すでに夫に請求してしまっている場合は、浮気相手に請求できる慰謝料は少なくなります。50万~300万というのは、浮気した配偶者と浮気相手、両方に請求できる金額の合計だと認識しておきましょう。
4. パートナーに突きつけ、浮気をもう二度としないと誓約書を書いてもらう
浮気の証拠は入手したけれど、別れたり離婚したりするつもりはない、という場合、浮気をしないという誓約書を書いてもらうために役立てることができます。
もう二度と浮気をさせないために、誓約書を作りましょう。
誓約書には、今度また浮気相手と接触したら違約金をいくら支払う、浮気が発覚したら即離婚で、その場合、慰謝料いくらを新たに支払い、親権はわたさない、など具体的にペナルティを記載しておく必要があります。
一回の浮気に多額の違約金を支払う可能性が出てくる、と本人が認識できたら、浮気に対するハードルはかなり高まるでしょう。
誓約書の作成は個人でもできますが、内容に不安がある場合は行政書士、弁護士などの専門家に確認を依頼しましょう。
法テラスなどをうまく利用すれば、無料~安価で相談にのってくれるケースもあります。
さいごに。泣き寝入りしないために、浮気の法的なペナルティについての法律の基礎知識を身につけておこう
今回は、探偵が入手した浮気の証拠の活用方法について解説しました。
知識が自分の身を助けるシーンは多いにありますから、浮気された、でも別れたくない、と泣き寝入りするだけ、にとどめておかないためにも浮気のペナルティに関する法的な基礎知識を身につけておきましょう。
探偵に浮気調査を依頼する場合には、たくさん探偵事務所はありますから、いくつかを比較検討して決定しましょう。
契約を結ぶ際は、キャンセル料や支払いのタイミング、追加料金の有無などについて明記されているか、を確認しましょう。