コンセント・延長コード型の盗聴器を簡単に見分ける方法
- 2019/9/27
- 盗聴器の調査
コンセント・延長コード型の盗聴器を簡単に見分ける方法
インターネットが普及して、ネット上で他人と情報を共有することが一般的になった現代で、個人情報や他人に知られたくないプライベートな情報は自分の手で守る必要が出てきました。
情報の価値が高くなった現代は、重要な情報が外部に流出しないように対策を取らなくてはなりません。
しかし、インターネットからの情報流出ばかりに警戒して、別の場所から情報が漏洩している危険もあります。
情報の価値が高くなったことで、盗聴器による盗聴にも警戒心を持つ必要があります。
盗聴器を使った盗聴は、第三者が情報を盗み聞く方法として昔からよく使われてきた方法です。
そのため、様々な盗聴器が誰でも購入できるようになっています。
この盗聴器の中で、よく使われる盗聴器があります。それは、コンセントに挿し込むタイプのコンセントタップ型や延長コード型の盗聴器です。
見た目は普通のコンセントタップや延長コードなので、見た目では盗聴器だと判断するのが難しい盗聴器の代表でもあります。
今回は、このコンセントタップや延長コード型の盗聴器の見分け方、発見方法についてご紹介したいと思います。
コンセントタップ型と延長コード型の見分け方
盗聴に使われる盗聴器として代表的なコンセントタップ型と延長コード型の盗聴器ですが、盗聴によく使われるのには理由があります。
- 見た目では盗聴器だと判りづらい
- コンセントに挿し込むだけで使える
見た目が盗聴器だと判りづらいというのは、盗聴犯からするとメリットとなります。
盗聴器を仕掛ける時に、人目がつかない場所に目立たないように盗聴器を仕掛けるというのは意外と難しく、特に日頃から防犯対策や情報漏洩を警戒している人の側では、盗聴は難しいでしょう。
しかし、コンセントタップ型や延長コード型なら、見た目は盗聴器に見えませんから警戒心を持たれることがありません。
また、コンセントタップ型や延長コード型の盗聴器は、コンセントに挿し込むだけで使用することができるため、盗聴をしたことがない人にとって扱いやすく、
購入できる盗聴器としてもメジャーなので、ネット通販で簡単に手に入れることができます。
こうした理由から、コンセントタップ型と延長コード型の盗聴器がよく使われています。
ですが、コンセントタップ型と延長コード型の盗聴器が多いということは、コンセントタップ型や延長コード型の盗聴器を見分けることができれば、盗聴の危険をかなりの割合で未然に防ぐことができるということです。
コンセントの差込口を確認
コンセントタップや延長コード型の盗聴器を見分ける方法として、コンセント差込口に見慣れないコンセントタップや延長コードが挿し込まれていないか確認します。
特に家具などでコンセントの差込口が隠れている場合は、人目につかないので盗聴器を仕掛ける最適な場所といえます。
また、テレビや冷蔵庫など、滅多にアダプタの抜き差しをしない電気製品に使っているコンセントも盗聴器が仕掛けられやすい場所です。
コンセントタップや延長コードにアルファベットのシール
コンセントタップや延長コードに「A」「B」「C」といったアルファベットが書かれてシールが貼られていないか確かめてください。
現在、市販されているコンセントタップ型や延長コード型の盗聴器のほとんどは、電波を発信するタイプの盗聴器です。
電波を使った盗聴器では、だいたい「Ach」「Bch」「Cch」の3つの周波数のチャンネルがよく使われます。
コンセントタップ型や延長コード型の盗聴器にはチャンネルを表すシールが貼られているケースが多く、これはシールで周波数のチャンネルをわかりやすくするためのものです。
コンセントタップ型や延長コード型の盗聴器は見た目で盗聴器だと見分けるのは難しく、多くの場合は見逃してしまいます。
そのため、盗聴されている可能性がある場合は、自分の周りにコンセントタップや延長コードがあれば、一旦コンセントから抜いてしまうのも盗聴対策となります。
コンセントタップ型と延長コード型は、コンセントから電源を供給しているため、コンセントから抜いてしまえば、盗聴器として使用されることはありません。
盗聴されていないか不安な方は、コンセントからコンセントタップと延長コードを抜いて、盗聴器発見器を使った調査を行うことで、他に盗聴器が仕掛けられていないか調査をしてみてください。